香港部屋内に

2004年6月20日から22日まで香港にいってた時の記録

2004/06/20

機内食からデザート

エコノミークラスは鳥の竜田揚げに野菜あんかけ。
これにパンがついてきてもちょっと(^^;)

空港に着くとこんなのが出迎えてくれましたが、
どうやら大陸からの人たち用ので迎えだったみたいです。

入国手続きを済ませると、早速空港内の許留山へ。

空港では熊本味千ラーメンのすぐとなりにあります。
香港では日本のラーメンがブームだということもあってあちらは結構行列なんだけど、
こちらの店にはすんなり入れて、もう旨いのなんの。
マンゴは熟したものは日本に輸入できないので、
この味は香港またはアジアに行かないと味わえないのだそうです。

日本人観光客向けにも分かりやすいようにメニューにも日本語が書かれて…………
いまいち意味が通りにくいですが。

スターフェリーで九龍へ

渡港初日は日曜で会社は休みということもあり
バンダイ香港の方お二人に案内してもらいました。
はじめて乗るスターフェリーは、
華やかな名称とうらはらに若戸渡船のかんじで、値段も安く40円くらい。

船尾から見る香港のビル街はまーどうやって撮っても絵はがきっぽい。

PlayStation 2 PlayGround & Gundam Square@九龍ハーバーシティ

九龍の大ショッピングモールの中の新名所、
ガンダムスクウェアへ。

中にはこのように大フィギュアはじめガチャポン系のフィギュアもどっさり展示。
プレステソフトの無料プレイコーナーもにぎわってましたが、
日本語そのままのソフトが大半で、それでもかまわないというすごいにぎわい。
キャプションや会話が広東語でなければここが香港とは思えない。

そのすぐとなりがトイザらスで、ここでデジモンが結構売られてたわけですよー。
香港の人にはキュートなだけなのではいまいちで進化すると
強くかっこよくなるということで人気なのだそうな。

バンダイ香港の人にガンダムスクウェアに案内された後、
時間があったので芸術劇場へ回ります。
もちろん目的は星光大道アヴェニュー・オブ・スターズ。

小腹減ったので飲茶カフェ?で一休み。ちょっとすかした系の店。
ローストした鴨肉入りの汁ソバと珈琲のセット50香港$。
あっさり塩味の中に鴨のうま味がたっぷり入ったスープが、食べやすい1品。
香港は味が濃いという感じからするとちょっとちがうんだけど、
これが日本で食べられたらかよっちゃうなあ。

で、いよいよ星光大道アヴェニュー・オブ・スターズへ。
つっても、海岸沿いの道に香港映画の有名人の手形が埋め込んである
だけのものではありますが、今年の春に出来たばかり。

上左から呉宇森ジョン・ウー、劉徳華アンディ・ラウ、
李連杰ジェット・リー、梁朝偉トニー・レオン。

スターフェリーで香港島へ戻る

案内してくれたバンダイ香港の人が、
日曜はどこも混んでるので8時に夕食を予約したというので、7時半ごろのフェリーで湾仔へ。
ホントは8時からのレーザーショー『シンフォニー・オブ・ライツ』
見てからにすればよかったのにーとは後の祭りで。

写真は『特警新人類 ジェネックスコップ』で
仲村トオルが派手に吹き飛ばしてた建物,
コンベンションセンター

銅鑼湾の繁華街へ。
にぎやかな新宿池袋と行った界隈の一角に、こじゃれた店が並んでるとこがあって、
さすがこういうとこは現地にいる人でないとわからないよなあ、と。
しかあし、中華でなくてタイ料理ではないですかあ。ちょっとがっかりかなあ…………
と、内心呟いていたのは料理を口にするまでのわずかな時間。

まずでてきた蟹カレー(中央上)の旨さにびっくり。
写真では分かりにくいですが、蟹が丸ごとコロモつけて揚げてあって、
カレーのルーも蟹味、もうカレー粉を入れる前の時点で
めちゃめちゃ旨いに違いないというものを更にカレー仕立てにしてあって
豪華というかもったいないというかはじめての味。
その左揚げた春雨のサラダでは香港人が好きというサーモンがちりばめてあり、
右のエビ春巻きはふわふわかりかりの旨さ、
下左、鳥の手羽揚げは名古屋風のものより数段うまく
とどめは右下くりぬいたパイナプル一杯の炒飯。
チキンの肉も入ってるけど、かつお節のようにまぶしてあるチキン乾燥させて
フレーク状にしたものがすごくいい風味を。

デザートも食べられないくらい腹いっぱいになったので、
歩いてホテルに帰る途中、やっぱ暑いので町のあちこちの店先で売ってるマンゴジュースを。
この、手作りその場で詰めましたジュースが旨いこと。

更にその後夜食に食べたマンゴパンケーキ。
くにおんさんとこの香港旅行記で知ったもの。
マンゴが入ったパンケーキ、というだけのようで
やはりそのマンゴの質が日本では食べられない旨さ。

2004/06/21

灣仔(ワンチャイ)の朝

朝、ホテルを出て朝飯食べるとこ探しながら地下鉄の駅へ向かう。
香港で初めての雨、といっても小雨だけど、
歩く途中の飯屋の前に人だかり。照明や音声のスタッフ、
これは間違いなく撮影ではありませんか。
しかもビデオ撮りでなく重そうなカメラ。
映画か?
店先にたたずんでいる茶髪ショートカット肩出し黒のワンピースのおねーさん、
どーやら彼女が被写体に違いない。
もちろん我々はその店の客となり様子を窺う。
外を気にしながらなのでうっかりお粥でなくパンを頼んでしまったがまあいい。
香港の撮影はさぞかし早撮りなのだろうと思ったらさにあらず、
意外と時間かかってるので仕事のこともある我々は気掛かりながら
店を出て駅へ向かうことになった。
途中、ちらと除いたチェック用モニタには
飯屋の店先の隣雑誌売り場のふつーのおばさんが写ってた。

IMAGI

食べ物ばかり紹介してると忘れそうになるけど、
仕事で行ってるわけなのですよ香港。
ここがそのデジモンフルCGムービーを作ってる会社。
わかいひとたちがたくさんモニタに向かってます。
向こうの人はすごく一生懸命こちらの意図を理解して、
ねらい通りの画面を作ってくれようとしてくれます。
勝手なことはしないし、この辺どことはいわないけど
日本のCGスタッフも見習って欲しいもんだわ。

香港スタッフはこうやって注文書いといてテイクアウトのものを食べるのが習慣らしい。
どんなものかは2階の香港レポを見てください。
これがまた旨いんだけど、今回は海辺に連れてってもらいました。

石澳の昼


昼にはカラッと晴れたので、昼食は海辺のレストランで。
たくさん泳いでる人がいて気持ち良さ気だった。


何と秋刀魚のパスタ。
あげた秋刀魚とさっぱりしたパスタが意外に相性いい。
海辺に合う味。

さて、夕刻仕事帰りでホテルに向かう我々。
くだんの飯屋の前を通る。
もちろんもう撮影隊は撤収。
店先の隣の雑誌売り場には
ショート茶髪肩出し黒ワンピのおねーさんが微笑んでいた。

ええー!?

九龍の夜

何とか仕事を終えた我々一行、といっても今回は実は二人だけなんだけど、
とにかく九龍に向かったのであった。
九龍から見る香港の夜景はまた誰が撮っても絵はがきっぽい。
しかし先に飯食いに九龍でも海岸から離れた旺角に行ったために、
またしても『シンフォニー・オブ・ライツ』を見そこねた。次回の宿題じゃ。

さてその夕食ですが、同行のバンダイNくんのセレクトした店は
中華でなく洋食の店で、美味しいもののまあ割と普通な野菜スープとともに
小さなパンがでてきた辺りで「失敗か?」の言葉が頭をよぎった。
しかしまたそれも例によってメインディッシュが出てくるまでのわずかな時間。

上のがNくんの頼んだミックスグリル。
ポークとビーフが、それぞれ150gは絶対あるんですけど。
その上ポテトも山盛り。
下左が角銅の頼んだチキン。小さいとはいえ丸ごと1羽のロースト。
これに珈琲とアイスがついて68香港$、約1000円ちょい。
はっきり言っておなか一杯に。
Nくんは若いのに肉を食い残してました。旨かったんだけど。

それから数時間歩いて、腹ごなしがすんだところでおなじみ許留山でスイーツ。

夜でも暑い香港を歩いた後は冷たいフルーツがめちゃ旨い。

夕食であれだけ腹いっぱいになったというのに、
その日一日米の飯を食ってなかったことに気づくと
習慣というものは恐ろしいもので、夜中に米が食いたくなり
ホテル近くのセブンイレブンへ。
サークルKの方が近いんだけど、電子レンジ弁当はセブンイレブンの方が旨いのですよ。
前回と同じ鳥肉弁当。

2004/06/22

帰途

2泊3日の香港の旅も終わり帰りの日、
香港のエアポートエクスプレス駅でチェックインしたら客が少ない時期だからなのか
時間が早かったからなのか、一つ上のクラスの席にしてくれました。
ラッキーなんだけど、どれくらい違うもんなのか良くわかってなくて。
チェックインしたあとお土産系のためややうろつこうとしたら、
駅ビルショッピングモールの四階ホールでは何かと協賛してるらしいこんな展示が。
中世ヨーロッパの衣装を、絵画にかかれたまま復元するというもの。
もちろん生地も、ということで一着にものすごい金と手間がかかってるようでした。
この写真のほかに10着分くらい。
いい資料になったけど、なんのための展示だったのか良くわからず。

JAL機内食エグゼクティブクラス

さて実際エクゼクティブクラスに乗ってみると
シートは新幹線のグリーンをちょっと良くした感じかなあ。
シートの背中にTVがついてないタイプ、つまりシートの横から秘密メカのように
TVを取り出すタイプだとクラスごとに取出方もちょっと違うということも
はじめて知ったのですがー、何より違うのが機内食。
エコノミークラスのはやはりどこか『良く出来た給食』的な感じがあって、
おいしくても「機内食にしては」と頭につくもんなんだけど、
こっちはまじで旨かったなー。メニューは以下。

牛フィレステーキ ペッパーコーンソース添え
フォアグラのガランティーヌ マンゴーソース添え
ウォルドルフ サラダ、 御飯
クリームチーズ と クラッカー、プロフィトロール

メインはチキンのコースとほかに和食もあり。
飲み物も増えてシャンパンやシェリー酒まであるので、
普段あまりアルコールは飲まないのに喜んで飲んでました。
またこれがすごく何度もお代わりいかがですか、ときてくれるんですねー。

というわけで長く続いた香港紀行も今回はこれでおしまい。次回は秋ごろ、に行くのかなあ?

香港部屋内に